比べてみると分かる。
ゴールデンウィークの最中、
皆様はいかがお過ごしのことでしょう。私はお家でまったりワイングラス比べです(^^ゞ
数年前は 休日ともなればお出かけすることが楽しくて仕方ありませんでした。人混みを嫌う人は多いですが、普段閑散とした田舎で暮らしていると、わざとそのような賑やかな場所に好んで出かけたりするものです。しかし、さすがに1~2時間待ちのレストランや満員の映画館に行くと翌日には疲れがでてしまい敢え無くダウン。そこは自営業の特権で休日にお仕事、平日にお出かけパターンが出来上がってしまいました。
昨年から楽しませていただいているワイン。平日お仕事中のワイン撮影はノンアルコールでないと午後からの仕事に差し障りがあるため味気ないものですが、休日の撮影はワインを頂きながらの仕事だとグルメを楽しむような気分で撮影もウキウキ。ワインの楽しさはワインの種類だけワインのお味が違うことに気づいた時でしょうか。自分が好きな味を探すのは、本当に楽しいですし、それに合わせたお料理を考えるのも太る原因とは思いながらもワクワクします。
さて、そんなワイン談義よりもワイングラス談義でしたね。私が一番いいなあと思うのは やはり右端のエッチングワイングラスですね。これはもう絶対!です。休日にゆっくりワインを頂くときなど ワインの味を堪能することも楽しいのですが ワイングラスを贈ってくださった方の顔を思い浮かべながら、思い出にふける時間は格別です。左端のワイングラスは作家ものですが どうしても作家さんの想いが強く伝わってきて私としては苦手です。それでも 旅先などで「いいなあ。」と思うワイングラスに出会うと仕事柄購入するので それは旅の思い出としてのグラスになり、別の意味ではよいグラスと思うのですが、残念ながら誰かの温もりがあまり感じられないのが残念なところです。
そして中央のワイングラスですが こちらはワインの美味しさを引き出してくれるワイングラスとしてお気に入りです。ワインを勉強するまではエッチングガラス屋さんとしては ワイングラスならある程度の品質(クリスタルとか、引き足の美しさとか・・・)であればなんでもいいかなと思うところもありましたが、ワインを勉強するたびにその美味しさを引き出してくれるにはそれ相応のワイングラスが大切であることに気づきました。特に中央のワイングラスは日本国内で職人さんの手によって1つずつ作られたワイングラス。もちろん、名入れもさせていただきます。同じワイングラスでも左端の逆三角形のワイングラスは ワインの香りが空中に拡散してしまいワインを飲むにはすこし惜しい気がしました。右端のワイングラスは エッチングしてあるので 世界に一つだけのオンリーワンのワイングラスです。ワインのお味も引き立たせてくれる一般的なフォルムですし、スワリングさせても溢れることのない安定感です。
真ん中のワイングラスは上記にも書いたように品質も申し分なく、赤ワインを飲むならその美味しさも存分に引き出してくれるでしょう。3つのワイングラスで味比べなどもしてみましたが、味だけでワイングラスをお薦めするなら やはりこのワイングラスが一番。写真のものは12オンスですが ワイン好きの方なら20オンスのものをお薦めします。さすがに30オンスは私でも使いヅライので販売はしないことにしました。だって、自分が扱いにくいものをお客さまにお薦めするわけには行きませんから。それでもご興味がある方はお問い合わせくださいね。まずは普段使いの12オンスはこちら→から
数年前は 休日ともなればお出かけすることが楽しくて仕方ありませんでした。人混みを嫌う人は多いですが、普段閑散とした田舎で暮らしていると、わざとそのような賑やかな場所に好んで出かけたりするものです。しかし、さすがに1~2時間待ちのレストランや満員の映画館に行くと翌日には疲れがでてしまい敢え無くダウン。そこは自営業の特権で休日にお仕事、平日にお出かけパターンが出来上がってしまいました。
昨年から楽しませていただいているワイン。平日お仕事中のワイン撮影はノンアルコールでないと午後からの仕事に差し障りがあるため味気ないものですが、休日の撮影はワインを頂きながらの仕事だとグルメを楽しむような気分で撮影もウキウキ。ワインの楽しさはワインの種類だけワインのお味が違うことに気づいた時でしょうか。自分が好きな味を探すのは、本当に楽しいですし、それに合わせたお料理を考えるのも太る原因とは思いながらもワクワクします。
さて、そんなワイン談義よりもワイングラス談義でしたね。私が一番いいなあと思うのは やはり右端のエッチングワイングラスですね。これはもう絶対!です。休日にゆっくりワインを頂くときなど ワインの味を堪能することも楽しいのですが ワイングラスを贈ってくださった方の顔を思い浮かべながら、思い出にふける時間は格別です。左端のワイングラスは作家ものですが どうしても作家さんの想いが強く伝わってきて私としては苦手です。それでも 旅先などで「いいなあ。」と思うワイングラスに出会うと仕事柄購入するので それは旅の思い出としてのグラスになり、別の意味ではよいグラスと思うのですが、残念ながら誰かの温もりがあまり感じられないのが残念なところです。
そして中央のワイングラスですが こちらはワインの美味しさを引き出してくれるワイングラスとしてお気に入りです。ワインを勉強するまではエッチングガラス屋さんとしては ワイングラスならある程度の品質(クリスタルとか、引き足の美しさとか・・・)であればなんでもいいかなと思うところもありましたが、ワインを勉強するたびにその美味しさを引き出してくれるにはそれ相応のワイングラスが大切であることに気づきました。特に中央のワイングラスは日本国内で職人さんの手によって1つずつ作られたワイングラス。もちろん、名入れもさせていただきます。同じワイングラスでも左端の逆三角形のワイングラスは ワインの香りが空中に拡散してしまいワインを飲むにはすこし惜しい気がしました。右端のワイングラスは エッチングしてあるので 世界に一つだけのオンリーワンのワイングラスです。ワインのお味も引き立たせてくれる一般的なフォルムですし、スワリングさせても溢れることのない安定感です。
真ん中のワイングラスは上記にも書いたように品質も申し分なく、赤ワインを飲むならその美味しさも存分に引き出してくれるでしょう。3つのワイングラスで味比べなどもしてみましたが、味だけでワイングラスをお薦めするなら やはりこのワイングラスが一番。写真のものは12オンスですが ワイン好きの方なら20オンスのものをお薦めします。さすがに30オンスは私でも使いヅライので販売はしないことにしました。だって、自分が扱いにくいものをお客さまにお薦めするわけには行きませんから。それでもご興味がある方はお問い合わせくださいね。まずは普段使いの12オンスはこちら→から

当店はガラス製品なので 撮影にはかなり時間がかかります。特にカメラマンの方が凝り性の場合(基本的に凝り性の方が多い)、ガラスは映り込みや光の加減などこだわりだすと終わりがありません。そして、当店にわざわざ声掛けするディレクターの方もモノ作りがお好きな方が多く、最後は「自分で作りたいですねえ~」とおっしゃられます。そもそも番組作りもモノ作りと同じ、人任せにしたくないと思われる方が多いのではないでしょうか。
そんな中往々にして尋ねられるのが「なぜ、サンドブラストを始められたのですか?」という問いです。そもそも最初に始めたのが1997年でした。今のようにインターネットもさほど普及してなく、モノゴトを調べるのは近所の本屋さんや図書館ぐらい。そんななかマーケティングの仕事をしていた関係で購読していたのが「日経流通新聞」でした。その新聞でサンドブラストというガラスを彫るマシンを知ったのです。
今の時代なら想像できないかもしれませんが、「こんなすごいことができるのは これしかない!よし、これを使って工芸展に出展して有名になろう!」なんて思ったわけです。全くもって「井の中の蛙」とはこのことです。自分の知っている範囲でしか比べることがなかったので、単純にそう思ってました。もちろん、販売先も自分の行ける範囲、自分の知っているお店でしか考えていませんし、いや それ以前に販売しようということを考え出したのはサンドブラストを購入して2年ぐらい経ってからになります。そう、作り始めたころは販売という気持ちはなかったなあと今頃思い出しました(笑
逆に考えるとよい時代だったかもしれません。調べる範囲が狭い分 挑戦するモチベーションがそれほど高くなくとも容易に始めることができました。今のようにネットがあれば ガラスは芸術大学の学部コースにあるほど奥が深く、地元のガラス工芸展ならともかく全国レベルでのガラス工芸展や いや世界レベルでそうゆうコンクールがあると知ると物怖じして始めることさえしなかったでしょう。
ある意味知らないとはコワイことですが、後から知ったからといってすでに今更でもあったりします。
それでも、実際に販売に至るまでの2年間は試行錯誤しながら制作に取り組んだものです。今でこそパソコンで絵柄や文字を作ってますが そうゆうソフトの存在さえ知らなかった当時はすべてが手作業でした。技術が未熟なこともあり マスキングシートも使い勝手が悪く いまの5倍以上時間をかけて 失敗を繰り返しながら1つずつ作り上げて行きました。
今でも当時の作品は残してありますが、それはそれは・・・お粗末なものです。太い文字に稚拙な模様でしか作り上げておらず、圧の力加減に差があったり、マスキングが甘い、センターの歪み・・・・比べるとキリがありませんが そんな試行錯誤しがらもこの仕事を17年もやってきました。お陰様で作品に対する自信もありますし、作業を受け継いてくれる人たちも育っています。
しかし 最初に戻って「なぜ始めたか?」と言われれると 今のような販売中心を考えていなかっただけに「誰かに喜んでもらおう」とかの気持ちより「ガラス工芸展に出展してみんなをビックリさせよう。」だったかもしれません。きっと私は人をビックリさせることで、自分も嬉しくなるのでしょうね。
いかがでしょう、あなたも誰をサンドブラストのガラスでビックリさせてみませんか?
取材をしていただいて 初心を思い出した一日でした。






