カレーの味。

カテゴリー: 日々のなかで
料理は得意ではないけれど「おうちごはん」は、大好きです。主婦ならば、たまの外食もラクチンでいいけれど、お財布を出す段階になって「この金額なら、もっといい食材で作れたのに・・・」と、つい思ってしまうもの。本当はそこにお店の負荷価値であったり、サービスなども含まれているので その手間代と思えばよいことなのですが、お出かけ先で適当なお店が見つからず、つい入ってしまうファミレスでお財布を出す時に私などは 「次からはお家で作ろう。」と、心に誓うものです(笑 そんな私が時々 無性にたべたくなるのがカレー。1~2人前のカレーを作っても美味しくできないだろうというのがどこかしら頭の片隅にあるので、ついついカレー専門店の看板をみては、鼻をクンクンさせながらお店に立ち寄ってしまいます(^^ゞ カレーほど奥が深い 家庭によって味が違う料理はないのではないでしょうか?キャンプで数家族と一緒にカレーを作ったことがあるのですが コーヒーやらケチャップ・焼肉のたれはもとより、玉ねぎは半分はみじん切りで残りはざっくりと・・じゃがいもの入れるタイミングからお肉の種類・切り方まで、その家庭によって様々で まるで一度に数冊の料理本を開いてカレーを作ってるという雰囲気がしました。 また、カレーに関しては「これを入れたら 絶対美味しくなる 我が家だけの秘伝の素」みたいなものもお持ちで、誰も一歩も譲らない!あの時のカレーは私の中でサイコーに美味しい味だったことを今でもはっきりと覚えています。 テーブルランプ それぐらいお家によって美味しさの基準が異なるカレーも、子供が小さい時は小鍋に分けて味をマイルドにしたり、ナスが多くとれる時は酸味の効いたカレーにしたりと、その時々でお味のテイストが違うのではないでしょうか。 それこそが「おうちごはん」の一番の醍醐味!年齢や体調に合せて作ってくれるご飯は、お外で食べることは絶対にできません。美味しさに関係なく愛情たっぷりのご飯ですよね。毎日「おうちごはん」だとそんな気遣いを当たり前と思い込んでしまうかもしれませんが、そのちょっとした気遣いこそが愛情だったりします。 なので、「おうちごはん」が好きだったり、お料理上手な人は 小さい時から知らず知らずのうちに愛情たっぷりに育てられた方なのですよね。私は料理は上手ではなく、子供たちから「いつも違った味のする肉じゃがを作る。」と笑われたりするのですが、(作り手である私は塩味肉じゃがや、味噌味肉じゃがと、変化に富ませていると思っている)それでも、「食べるものが体を作る」と思うので、家族の食事には気を使っているつもりですが 近くにいると真意は伝わりづらいものです。 私は、「人それぞれ違っている」ことが、とっても良いことだと思っている方なので それが食器がバラバラだったり、肉じゃがの味がいつも違っていたりすることに繋がっています。写真のランプも 一点ずつ手作りで同じものなど 一つもないのが特徴の商品。電気スタンドより温かみを感じるのはそんな手作り感ではないでしょうか。

手仕事とは。

カテゴリー: 日々のなかで
子供の頃 着ていた洋服はほとんどが母親の手作りでした。当時は それがイヤで反発していましたが、写真を見てみると客観的にみて どれも似合っている!?どちらかというと地味顔なので、派手な色目や鮮やかな模様が似合わない顔つきなのですが 子供の頃というのは身の程知らずで「お姫様」に憧れるものです。くすんだ色よりキレイなものやフリフリが大好きでしたが、母が作る服はどれも地味・・・それでもよく見るとチロリアンのテープが可愛かったり、襟元の刺繍が嫌味のない可愛さを醸し出したりして、オトナになって見るとそのセンスの良さに「おおっ!」と、思います。 モノをたくさん見ることのない子供の頃は、自分が他の人と違うものを持つことに抵抗や照れを感じるものです。でも、目が肥えてくるとそれがいかにお洒落で粋なことかが分かります。まるで、オトナになってから お漬物の美味しさや生成りの白さが美しく思えるようになるようなもの。 なので、自分の子供が制服を抜いで お友達たちと集まると全員ユニクロみたいな場面に遭遇すると、血が騒ぎます(笑 「他の人と違ったものを着せたい!」というよりは「もっと似合うものを着せてあげたい!」という気持ちでしょうか。そんな自分の気持ちを察した時に、ようやく母親がせっせと洋服を作っていた気持ちがわかったような気がしました(^^ゞ 手仕事をすることは なにも「世界にひとつだけ」の特別なものを作る仕事ではなく、その人に一番似合っているものを用意してあげることなのですよね。奇を衒うことなく 作り手の想いよりも使う人の想いをカタチにすることが「手仕事」のよいところだと思います。 同じ手仕事でも 作り手の想いをなによりも優先しそれをカタチにして世間に表現しようとする手仕事もあります。私は「個性」や「作家性」といった創作活動よりもアノミマス(匿名性)でありながら 手間ひまかけた丁寧な手仕事をするガラス工房でありたいと思うのです。 テーブルランプ ランプもそうですし、グラスもそうですが 一つのガラスを最初から最後まで同じ人が作っているものはありません。ビアジョッキなどはグラス部分と持ち手の部分は違う人が作ります。また、ガラスは最後の磨きなど自社内で終わらさす、その作業だけを外注に出したりします。多くの名も無き職人気質を持った人たちが携わって一つのガラスを作ります。 私たちの目指す手仕事は 丁寧につくられた洋服に 最後に使う人に似合うようにワンポイントで刺繍をしたり、受験の時のお弁当に 海苔で「ガンバって!」と貼り付ける作業に似ているかもしれません。洋服もお弁当もそれだけで充分によいモノなのですが、なにかしら伝えたい想いをカタチにすることなのです。 幼稚園の時 持ち物に名前を書いてくるように言われ、まだ文字の読めない子は その子ならではの印をつけたりしなかったでしょうか?女の子だったらお花だったり、男の子だったら動物だったり。お花といってもチューリップもあれば、ひまわりもあり。動物もゾウもあればカブトムシも。それを目印に自分の持ち物を探した記憶はありませんか? その印は自分のことを一番よく知っている親が考えてくれたものだったりします。人は自分のモノをなにかで区別したいものです。そしてそれはその人だけの”特別なモノ”になります。私たちはそうゆう印をガラスに表現する手仕事をしているのです。
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