面白かった。
先日参加した日本料理とワインのマリアージュ。
お料理も美味しかったけどグラスもステキでした!
ワイン会やお食事会に参加することは仕事柄多いのですが、ホテルのワイン会などはワインもお食事も素晴らしく美味しいものがでてきてもグラスはちょっとね・・・と思うことが多く。その理由として 有名なソムリエの田崎真也さんにお伺いしたところ「ホテルなどではグラスの数も多いから繊細なグラスは取り扱うのが難しいのです。」という答えをいただいたことがあります。
ですが、昨日の日本料理とワインの会ではグラスが本当に素晴らしかった。ひとり7種類のワインが用意されたのですが、右のシャンパーニュからリーデルのワイングラスに始まり、リーデル・スガハラ・スガハラ・リーデル・スガハラで、テイスティンググラスになるわけです。何が素晴らしいかというとですね、リーデルはマシンでつくられたグラスで、スガハラは日本の職人さんがつくったグラスをワインを変えて飲み比べができるということです。それも白も赤もできちゃうって!!
いや、さすがにテイスティングの会ではないので、グラスを入れ替えることはしませんでしたが たとえば 最初のシャンパーニュのグラスは口元もあまりすぼんでなく、泡が綺麗でした。次のシャルドネはそのトロピカルなフルーツ感がよく味わえるようなゆったりとしたグラス。次の白ワインはシュナンブランで酸と果実味からいえば細身のグラスが望ましいのですが 爽やかな香りが楽しめました。赤で最初のジュラワインは「山のワイン」といわれるほど香り豊か、色目が薄いことから軽めのワインなのでボウルは大きめでしっかりスワリングして香りを存分に楽しめる。そして一番色が濃いのがシラーで、あの独特のスパイシーな香り ボウルが縦長で一番フツーっぽいグラス。(ごめんなさい、シラーは好きじゃないので、このグラスでちょうどです。逆に隣のチューリップ型だと香りが強く感じるような・・)最後がカンノナウ。これもタンニンが効いて熟成させたような香りのワイン。どれも美味しかったな。
だいたい、グラス7杯でボトル1本分のワインですから よく飲みました(笑
もちろん、お料理も食欲をそそってきますし、グラスをみて異常にテンションの高かった私。同席させていただいた方々には 本当にご迷惑をかけてしまいました。このあと大将もテンションが上がってロブマイヤーのグラスは出てくるわ、切子グラスの話に花が咲くわで ほんと楽しく過ごさせていただきました。でも次はもうちょっと大人しくしていようとちょっぴり反省・・・


