美しき怪物といわれたワイングラス 2013年12月18日 カテゴリー: 日々のなかで 美しく磨かれた背の高いグラスをみるとフォーマルなグラスをみると、いかにも「大人の世界」という感じがしませんか? クリスマスが近づくこの季節、小さなビストロや大きな居酒屋、またはご家族の食卓でも美しいグラスたちが活躍してテーブルの上を華やかに彩っているのではないでしょうか? 小さなお子様のいるご家庭だと普段は演出できないグラスでのフォーマルな食卓もこの季節だけは解禁して子供達にも大人の世界を見せてあげたいものです。 ワイングラスのステム(脚)の長さは女性のヒールと比例すると言われるほど高いほどフォーマルとされています。 手の込んだ家庭料理も捨てがたいですが 女性だけの負担になるのは避けたいもの。こんなクリスマスの近い日は ちょっと頑張って素敵なディナーへと出かけたいものです。 グラスは少しの曇りがあってもフォーマルな食卓ではキモチが下がってしまうもの。だからこそ、そこはプロに任せて美味しくお料理をいただくことに専念できるように お膳立てしてあげるというのも愛情というものでしょう。 グラスを拭くクロスにしてもプロ仕様だと簡単ですし、普段グラスを扱いなれていると思ったよりグラスって乱暴に扱っても割れないことを知っているのでグラス磨きも苦にはなりません。 さて、ここまで書いてなにが言いたかったかというと (笑) 自分のクリスマスプレゼントとして以前から気になっていた 「美しき怪物」と呼ばれるワイングラスを購入しました。 うふふ。ステムが赤いものが今回購入したハンドメイドのワイングラスです。ワインボトルと比べてもいかに大きいかお分かりになるかと思います。容量も1050ml入ります。もちろん、入れませんけどね。チューリップ型はその口元が口に沿うかどうかでワインの味が変わりますからとっても重要なポイント。このワイングラスのピノノワールという種類の蒲萄で作られたワイン専用に作られたグラスなのですが、別にほかのワインで飲まれても問題はないとか。ただ、ワイングラスがなぜワインを選ぶかといえば 「もっとワインが飲みたくなるグラス」がよいグラスの基準だそうで、カベルネという蒲萄品種から作られたワインなら一杯でいいところを ピノノワールで作られたワインなら「2杯目も欲しくなる」と思わせるところがワイングラス作りの醍醐味でもあるそうです。 このグラスは色付きカットが施されたワイングラスが主だった1950年代後半に、透明で薄く、一切の装飾を排除したグラスとして販売されました。今年が今では当たり前のように使われているワイングラスの基本形なのです。その販売40周年を記念して販売されたワイングラス。買わずにはいられません。「3次元の味覚」を生み出すとまで言われているこのグラス。手に入れれて とっても嬉しいのですが その反面、今年の年末はお家のみでこのワイングラスで過ごす夜が多くなりそうです。 個別記事ページはこちら »