• ガラスは 4500年以上昔、メソポタミア文明の頃に作られたとされ、紀元前15世紀にはすでにガラスビンなどの製造も始まりました。日本でも弥生時代の遺跡からガラスビーズなどが出土されたり、石器時代に人がモノを切る道具として天然の火山ガラス(黒曜石)を用いたのではないかともされています。 それほどガラスの歴史は古く、また人との生活に密接に係わってきたものだということです。現代の生活の中にも窓ガラスを始め、食器や液晶など工業製品も含めガラスを目にしない日はないでしょう。 大学や専門学校でもガラスを専門に学ぶコースがあり、世界の各地で、今この瞬間もガラスを熟練の技で加工している人たちが数多く存在し活躍しています。

  • それだけ人を魅了してきたガラスは その主原料は砂です(珪砂:イメージはお砂場の砂のようなもの)。いくつかの原料となりうる砂を混ぜ合わし、高温(1500度以上)で ドロドロに溶かし 液体とした上で金型にはめ込んだり、吹いたり、伸ばしたりしながらカタチ作られて行きます。この工程でマシンメイド (機械作り)と、ハンドメイド(人作り)に分かれます。牛乳瓶や窓ガラスなどは人の手を介さず、機械が均一に衛生的に作って行きます。 また、ここ10年、特にヨーロッパを中心としたガラス作りの技術の進歩で、ハンドメイドで作られていたガラス(特にワイングラスなどの器類)はその制作の役割分担が一気にマシンメイドへと変わってきました。

ほとんどの方が、
ハンドメイドのグラスとマシンメイドのグラスの違いを
見分けることは難しいでしょう。

そのような技術の進歩によりガラス製品は安価なものとなり、ある意味グラスはお手軽な商品になったと言えます。しかし、その裏側で下町の小さなガラス工場や、こだわりのガラス職人さんがいるガラス店などは 大打撃を受けました。東京では都内に20工房以上あった小さな手作りガラス工房は2工房にまで減ったと言われています。

  • ガラスは特に産地というものはなく、地域の活性化を担う産業として(富山や石川などのグラス・アート・ヒルズ富山を拠点とした伝統工芸としての街おこしの一環や、北海道小樽の北一硝子、沖縄の琉球硝子など)地方色を出しながら、地域として ハンドメイドガラスのメーカーやアーティストを育てていかなければならない産業へとなってしまいました。昭和20年に精巧な加工技術でワイングラスなどを世界的な高級ブランドに育てあげたHOYAが2009年にガラス製造・販売するクリスタル事業の撤退を決めたことは、ガラス業界でも衝撃的でした。

大企業さえ、その製造を廃止しようとするガラス業界の中で
田舎の小さなガラス工房ができることはなにか。

それは、ハンドメイドガラスであれ マシンメイドガラスであれ 想いを伝えるガラスに作り変えること。ハンドメイドのガラスにはガラス作家の魂が込められ、マシンメイドのガラスには技術者としてのプライドが込められています。私たちが目指すのは オーダーされたお客さまの個々の想いが伝える世界に一つだけのオーダーメイドガラスなのです。

  • そんな中で、私たちの扱うガラスは、ハンドメイドのガラスもあれば、マシンメイドのガラスもあります。 ですが、いずれにも共通するのは サンドブラストによりエッチングするのに適したガラスを使っているということです。こだわりの職人が薄く磨きあげたグラスは用途によっては最高のグラスとなり得ますが、サンドブラストしたり できあがった彫刻が美しく映えるわけではありません。また、クリスタルガラスを全てのグラスに使っているわけでもありません。ただ、数多くのガラス類をご提案するなかで、選んでいただくご用意をしております。

なぜなら、私たちがお届けするのは
ガラスではなく、その想いを刻んだ「記憶のカタチ」だからです

さとうガラス工房は、「お客様からの想いを真摯に受け止め、 ガラスに刻む」を信条に、エッチング加工を行うガラス工房です。 単に文字を刻印するだけでなく、風化することないガラスに 大切に大切な想いを刻むことにより、 「心を豊かにする記憶のカタチ」として残るよう 一点ずつ大切にお作りさせていただいております。 楽しかったお祝いの宴での写真を飾ったフォトフレーム 記念日を刻んだガラス小物入れ 誕生日が刻まれたグラス そのお祝いの日付が刻まれているだけでも 記憶はカタチとして残ります。 そして その記憶はどんな時もあなたの心を豊かに してくれることでしょう。

  • 私たちの生活のなかに溶け込んでいるガラス。窓ガラスやガラスの器など普段から目にするものばかり。 特にグラスは、人が生活する中で「食し、語らう」場に必ず存在するものです。もちろん、陶磁器や金属でできたグラスもそういった場に存在することでしょう。ただ、グラスは大人数の楽しいパーティの場でも存在し、プライベートで過ごす大切な人との語らいの場でも存在し、そして 一人で過ごす時間の時も存在する器です。 そのグラスに注がれるものは 高級なワインであったり 手に入りづらい焼酎や日本酒かもしれません。

でも、そのグラスの中身よりも大切なのは、
大勢であっても一人であっても、その時感じた想いや時間ではないでしょうか。

私は 人は一人では幸せになれないと思っています。 今 この瞬間一人であっても この空の下で誰かが 自分のことを想ってくれていると思った時に  人は幸せを感じるのだと思っています。それが恋人でも 子供でも両親でも、友達でも同僚でも、近所の人でも・・・ また、良い事ばかり考えてくれてるのではなく 「あの時のあの人は 面白かったねえ~」や 「あの時のあの食事は 美味しかったねえ~」などと 思い出のワンシーンとともに思い出されるだけでも 幸せになれると思います。でも、相手に想ってもらうだけでなく まず自分が誰かのことを思うことから始めなければなりません。

  • 日本には、「生活の知恵」として、年賀状やお中元といった モノを通して人と人 人と地域 人と社会を結びつけてきました。 それは 時には 煩わしくもあり、面倒に思う時もあり でも日本独特の「相手を思いやり、相手を大切にする心の表れ」として、 培われた文化です。 どんな人でも 相手から大切に思われていると感じた時の嬉しさは それが、たった言葉一言、メール一通、電話一本、葉書一枚でもどれだけ心を豊かにさせてくれるものでしょう。

贈り物は決してモノである必要はありません。
言葉・態度・視線でもいいのです。

でも、どうしても照れてしまうのが日本人だったりします。ですから、日本には 他の国々よりも行事が多く行事という名を通してコミュニケーションを円滑に行ってきたのです。 贈り物も同じこと。本来、言葉や態度で表せばいいものなのですがモノを贈ることによって、 相手に自分の感謝の気持ちを伝えてきたのです。 私共は、そんな「感謝」の気持ちを伝えるお手伝いができれば嬉しいと思っています。 豊かで思いやりのある人間関係を基礎とした社会を築くのは豊かな心です。

その豊かな心を育む贈り物を作ることこそが、
私どもが目指すモノではない贈り物のご提案です。

ご注文方法について
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さとうガラス工房の商品のご注文方法を詳しくご案内いたします。
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よくいただくご質問
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TEL
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