夢に向かって。

人はそれぞれ夢に向かって歩むものです。いや、そうはいっても日々の生活に追われ・・・もちろん、そうゆう時期もあるでしょう。学生であれば、良い会社に就職することが夢であったり、恋人ができることが一番の目標だったりします。ダイエットを続けることや忘れずに日記を書くこと、週末に美味しいご飯を食べることが夢ということもあるでしょう。私も雑草が1本も生えていない芝の庭は夢であったりします。ですが、実際は梅雨前ということもあり、キノコが生えたりもする・・・ 芝生の庭 ですから、夢の実現というのはとても難しいことだと日々実感しています。そもそもこのガラスの仕事も自分の作ったデザインのものをお客様のために作るというのが原点でした。(一番最初にインターネットで販売したデザインは 2000年1月に売れた手書きの’ナスビ’でした。なので、ガラスの贈り物や商品というより、作品に近かったかもしれませんね。それでも、時代の流れで多くのお客さまの目に留まるようになり、デザインを作る時間もなくガラスの制作やらホームページを作ったりと 商品点数を増やしたり、目新しいインターネットのシステムに取り組んだりと・・・本当に冒頭に書いた「日々の生活に追われ・・・」状態だったかもしれません。 いつか自分の作ったデザインのものを制作したいなあと思いつつ、なかなか重い腰を上げなかったのは取引先のガラス工場を見学したり、トラビスさんとのコラボでガラスそのものをつくる現場を見る機会が多くなり、そっちに興味が移っていったという事実があります。ですから、大きく夢を修正することにしたのです。「自分の作ったガラスに自分のデザインを彫りたい」と。 ガラスにデザインを彫るといっても 同じサンドブラストを使っても手法は色々あります。そういったなかで自分が表現したいデザインというのは現在当店でおこなっている手法ではなく、前近代的なシートを手切りするというものです。しかし表現したいもののためにはその手法を身につけなくてはなりません。名入れガラスと違い、手間暇がかかる作業なのですが 「夢」に向かってガンバリマス。

日曜美術館

カテゴリー: ガラス雑記 , 日々のなかで
学生の頃からずっと文系でした。運動や音楽も取りたててできる方ではなく、美術もセンスがある方でありませんでした。ただ、国語は好きで新学期に配られる国語の教科書は、配布当日に読み切っていました。だから、週末教育テレビで放送された日曜美術館での高村光雲の彫刻の話しよりも「高村光太郎の父」である高村光雲に気持ちが惹かれました。 高村光太郎は詩人であり、彫刻家です。秋田県にある十和田湖にある「裸婦像」は有名で、私も三回見に行きました。でも、最初に高村光太郎を知ったのは国語の教科書の「智恵子抄」です。純愛詩集というか、人を深く愛することを言葉でいい尽くすといった感じで、詩などは教科書に載っていなければ読むことはないので衝撃的でした。 十和田湖 智恵子抄より 「いやなんです あなたのいつてしまふのが–」 「私の生を根から見てくれるのは 私を全部に解してくえるのは ただあなたです」 今、拾い読みしてもドキドキします。 話が反れましたが この番組では彫刻家としての高村光雲と高村光太郎の親子関係も紹介していました。光太郎は詩人で芸術家でもあったけど、光雲の客の注文を受けてからつくる職人としての姿勢に反発。そうはいっても芸術だけでは生活することは苦しく、光雲の下職の肖像彫刻の原型を作ったりしたそうです。高村光雲といえば、上野公園の西郷隆盛像や東京国立博物館蔵の老猿、高野山金剛峰寺金堂の本尊等、「現代第一流ノ人格手腕ヲ具備スル彫刻家」と称された人物。 番組では光雲の職人と芸術家の領域を行き来した人物像にスポットをあてていましたが、私が面白いと思ったのは光雲の作品が世に出る過程において、個の想いよりも 家族や弟子たちのため、そして世のためとの想いが光雲の作品の中に強くあることが印象的でした。光太郎あっての光雲であり、光雲あっての光太郎。これこそが 職人あっての芸術家であり、芸術家あっての職人なのだろうなあと。 親子関係や職業観など それぞれ考え方があると思うのですが、私は自分の想いを貫くことより 誰かの想いを伝えることで自分を活かすことができると考えています。自分がこうしたい、ああしたいと望むことより、誰かの役に立ちたいと思うほうが、技術の向上が早いと思うです。ついつい一人ご飯だと手を抜くけど、家族との夕食は手を抜かないに、似ているかもしれません(笑)それも、これも 環境という名の「導き」があると思うのですが。ですから、そもそも光雲が木彫りに進んだのも環境であり、光太郎というクセの強い子供が生まれたのもその環境だと。そんな私の環境はこのサンドブラストかもしれませんね。今日も一日ガンバリマス。 サンドブラスト

水無月。

6月の異名といえば水無月。 さとうガラス工房の隣は田んぼですが、この時期は田んぼに水を勢いよく引いています。水無月の語源は、その地方により諸説あるでしょうが、私としては田に水を引く月だから水無月に一票を投じたいところです。 水無月 調べてみると、6月の異称には涼暮月、蝉羽月、鳴神月、風待月、葵月、等々多くの呼び方がでてきます。単純に6番目の月で6月と呼ぶより、どれも風情がありますよね。それだけ、風を感じ 雨を楽しみ、月を愛で、緑を慈しむ季節なのかもしれませんね。 確かに、田に引く水音さえ気になる季節。もう少し時が経てば、水音など蝉の合唱に掻き消されることでしょう。でも、こんな些細な音や色を楽しむことができるのは有り難いことです。4月は年度初めでバタバタと時間が過ぎ、5月はゴールデンウィークなどで心浮き、6月の梅雨空だからこそ晴れを待ちわび、新緑から万緑への山々のグラデーションを楽しむことができるのかもしれません。 日々のささやかな違いを見つけることは、モノを作る人間にとって とても大切な力です。ふだんと同じように作ったつもりが どこかしら違う、なにかしら雰囲気が変わってる。そうゆうことがあります。百個モノをつくれば百個どれも同じようにできることが職人としてのクオリティだと思っています。例えば百個の内、1つ駄作があるとしても その1つも誰かの手元に行くことがあるからです。それが駄作かどうか モノを作っている途中の早い時点で分かるほど、作業の無駄は最小限に抑えることができます。 それを感じる力は 梅の実が少し膨らんだり、田んぼの水の量が昨日より多かったりすることに気づく力と比例しているように思うのです。なんだか違うような気がする。それが何なのか 良い方向なら新たな発見であり、悪い方向なら無駄となります。なので、自然いっぱいの中でモノ作りができることはとても幸せなことなのです。そんな自然の中でお作りさせていただいてます。(→長寿を祝う米寿祝いのフォトフレームはこちら米寿祝いのフォトフレーム
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