イタリアガラスの旅(3/4)

さて、イタリア滞在中 一番時間を長く過ごしたのはアンジェラ先生のガラス工房。その中でもイタリアらしいなあとおもったのがアンジェラ先生の作ったガラスアート


ガラスアート


先生にはアメリカ人の血も流れているのでポップなイタリアらしい鮮やかな色目感だけでなく、スタイリッシュなデザインも混じっていて 本当にステキです。単にガラスを載せて焼いているように見えるのですが これはこれでセンスがいる作品。焼いた時に色が変わったり膨張するガラスもあるので、それを計算しての配置は見事です。ヴェネツィアの多くのガラス作品にはヴェネツィアガラスを証明するがごとく、ムリーニを使用します。


ガラスアート


でもですね。私、実はそのムリーニが苦手なのです。基本的に濃淡のあるガラスは好きなのですが、細かな模様がどうも不得意。例えば、風呂敷の柄にあるような江戸小紋とかもダメなのです(笑。本当にアンジェラ先生の授業で教えてくださるようなポップでモダンな感じのフュージングガラスがとても好きで、古典的なガラスはちょっと苦手。トンボ玉のような細かな作業が好きな方は古典的なガラスがお好きなのでしょうね。こうゆう細かな作業が好きなイタリアのガラス職人の技を見ると日本人との共通点を多く発見することができ、面白く感じたりします。


一緒にガラスをしているトラビスさんはアメリカ人なのですが、アメリカではガラスはクラフトであり、ヨーロッパではガラスはアートだそうです。イタリアに行ったことで私が好きなガラスはアートよりもクラフトに近いものかなと再認識した次第です。


数多くのガラスを見ることで、自分のガラスに対する好みの輪郭が分かってきたのも今回のイタリア短期留学での大きな収穫でした。今の仕事であるサンドブラストはガラスの色のグラデーションを作るには最適な技法です。でも、その素材となる色ガラスは年々入手することが困難になってきてます。そういった意味でも、色ガラスの素材から作れるようになることが私の今後の目標だなと感じました・・・と、4/4に続きます。

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